アーティストを「成功」に導く「予言の書」とは?

2016/09/07

もし、アーティストのマネジメントにおいて、書き込んだ予定がすべて現実のものになる「予言の書」があったとしたらどうだろう?

かつて「アーティストにとって一番大切なのは、先々のスケジュールだ。これがなければ始まらない」と先輩のプロデューサーに言われたことがある。

そりゃあそうだ、スケジュールをいれるのが事務所の仕事だ・・・・・。

そう思った俺の考えは…まったくの的外れだった。

その人が作るアーティストのスケジュールは、まるで「予言書」のように何年も先までもアーティストのスケジュールを組み込んでいた。

それはまるで未来の人が書いた、そのアーティストのバイオグラフィーだ。

デビューから、武道館、そしてスタジアムでのショウをやるまでの具体的な日程、やるべきことを書き込んだ工程表だった。

売れるかどうかわからないアーティストに、デビュー前からそんなスケジュールを組む意味があるのか当時は不思議でしょうがなかった。

その人はおかしな人ではない…名前をだせば誰もが知っているような有名アーティストを何組も輩出している優秀なプロデューサーだ。

なぜ、彼は何組も優れたアーティストを輩出することができるのか!?

 

その秘密は彼の作った「予言の書」にあった。

彼がスケジュールを描くと、そのように事が運ぶのだ…。

それは魔法か? 彼は悪魔か魔術師か?

「予言の書」を手に入れろ!それが「成功」への近道だ!

「予言の書」を手に入れろ!それが「成功」への近道だ!

 

この「予言の書」の正体は、人間の脳の働きにあった。

彼がいうスケジュールとは、成功までの全行程が描かれた進行表だ。

それは、いつ、どこで、だれと、成し遂げることができるか

そして、それが達成可能だとしたら、いつまでに何が必要で、何をしなければいけないか

思い描いた「夢」を未来に現実化するためのシナリオだったのだ。

アーティストの「目標」を明確にし、それに関わる全員の能力を最大限に引き出し結果をだす。

そのためのスケジュールだったのだ。

 

かつて、どこかの居酒屋のオヤジが「夢に日付を…」とか言ってたけど、まさにそれは人間の脳の働きを考えた時に、理にかなったことだったのだ…

 

自分たちの人生の時間軸のなかに、達成すべき「夢」の実現予定日をイメージする。

そうすることで、漠然とした「夢」が締め切りをもった「目標」へと変わる。

すると「脳」は「無意識」に、その「目標」の実現化にむけて具体的な行動を引き起こす。

今日なにをすべきか、来月の今頃は何をすべきか…


「夢」は叶わないと思ってイメージしてるうちは「現実」と対極にある。

成すべきこととしてスケジュールに落とし込むことで「夢」は「目標」となり、「現実」の延長線上にある実現可能な「予定」になる。

自分たちの将来に望むべく「夢」が予定として組み込まれている…そんなすてきなスケジュール。

それは、アーティストやスタッフ全員の脳を刺激し、無意識に「目標」を達成させる

「夢」を手に入れるまでの「計画表」これが「予言の書」の正体だ!

アーティスト、スタッフ関係者全員の脳がフル活動で、その「目標」達成されるまでの各人のやるべきことを全力で開始するのだ。

物理的に達成可能なことは、すべて達成可能なのだ。

 

一方、俺のスケジュール表ときたら…決まったこと、やらなきゃ行けないことだけを入れ込んだただの"To Do List"。

「夢」のようなものは見当たらず、誰の脳にも刺激を与える要素はみあたらなかった。

思い起こせば、かつて一度だけそんなようなスケジュールを作ったときがあった…そう、そのときはすべてが手に入った。

その日から逆算して成すべきことをイメージすれば、「夢」は実現可能の「目標」になる。

 

①ぼんやりした「夢」を言語化する。

②そしてその日から逆算して行うことを時系列にまとめ上げる。

③それを手に入れるために今日なすべきこと、1年後にするべきことを実行すれば未来は必ず手に入る。

「成功する人」と「成功しない人」の違いは、行動に移すか移さないかだ!

 

アーティストマネージメント成功のセオリー
手に入れたい未来から逆算してスケジュールを作れ、金ぴかの夢を共有するんだ!

-①アーティスト・マネジメント心理学入門
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