アーティストの魅力を高める簡単な方法

2016/09/06

水槽の中で、宝石のように輝く熱帯魚。
カラフルなヒレを使って、優雅に泳ぐ姿は本当に美しい。

グッピーはその美しさに「価値」がある。

美しいグッピーのつがいを10種類、同じ水槽にいれて繁殖させたらどうなるか?

さぞかし美しいグッピーが誕生し、水槽の中は、より一層華やかになる…と、誰しもが思うはず…ところが…。

 

さて、アーティストの「価値」ってどうやって作ればいいのだろうか?

練習してテクニックを磨き、
流行の服でルックスを整え、
売れている曲をマーケティングし、
すべてを洗練させていくことだろうか?

自分った位独自の強みを見つけて、それを磨くんだ!

自分った位独自の強みを見つけて、それを磨くんだ!

 

答えは簡単、そのアーティスト特有の個性を磨くんだ。

個性というのは他との「差」

古今東西リーディング・アーティストは、例外なくオンリーワンの魅力を持っている。

我々が若いアーティストを育てる時に、いち早く見抜かなくてはいけないのはそこにある個性だ。

どのポイントにおいて、そのアーティストが他より優れているかということを判断することだ。

極端な話、ギネスブックに申請できるような、世界一になれるポイントがないか探すことだ。

だれだって、一つぐらいはそんな特徴があるはずだ。

すぐれたプロデューサーはそれを引き出すのがうまいんだ。

他の人がもっていない、特有の魅力を発見し追求する。
それがそのアーティスト固有の魅力になった時、
お客さんは、そこにお金を払う「価値」を見いだすんだ。

いろいろな所に気を配って弱点をすべて克服し、どれをとってもすべてが合格点のアーティストよりも、一つだけ誰にも負けないところがあるけど、あとは欠けているというアーティストの方が断然魅力的だ。

例えば、そのアーティストの魅力を人から説明された時のことをイメージしよう。

「曲、テクニック、ルックス3拍子どれも揃ってるバンド」と言われるのと、

「メロディーがめっちゃ胸に刺さるの」と言われた場合

どっちのアーティストがより印象に残るだろうか?

アーティストの魅力は、苦手を克服して整えるものではない。

今、持っているリソースの中で、もっとも輝きそうなものをピックアップし、それを磨き上げることだ。

光るものが一つでもあると、その輝きがすべてを照らしだし、全体をより魅力的なものに見せる。

人間の脳は苦手なものを克服するより、得意なものを伸ばす方が効率よく学習する…だって楽しいから。

そして、得意なものが一つでもあるという自信は、他の能力をボトムアップする原動力となるんだ。

ポジティブなことばかりが、「価値」になるとは限らない。

時には下手であることやブサイクであることさえ、「価値」を産むことがある。

どんなにイケてない奴らでもそれが武器になるんだ!

どんなにイケてない奴らでもそれが武器になるんだ!

 

度を超したネガティブポイントは、一回りしてセールスポイントになるんだ。

忘れてはならないマイナス×マイナスはプラスになるマイマイプーの法則を。

マイナスポイントがでかければでかいほど、卓越した「価値」を生む可能性がある。

つまり、どんなモノであれ「ギャップ」にこそ「価値」があるんだ。

 

美しいグッピーのつがいを10種類、同じ水槽にいれて繁殖させたらどうなるか?

すべてのギャップが個性となり、武器となるんだ!

すべてのギャップが個性となり、武器となるんだ!

 

さぞかし美しいグッピーを繁殖させることだろう…と思ったら大間違い。

交配をくりかえすことにより、いつしかすべての特徴が相殺され、ただのメダカのような姿になってしまうんだ。

グッピーの美しさは、「ギャップ」を突き詰めていった果てに生まれた「個性」という「価値」だったんだ!

 

アーティスト・マネージメント成功のセオリー⑤
アーティストの価値はギャップにある!

-①アーティスト・マネジメント心理学入門
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