緊張しないためのたった一つの簡単な方法
就職活動の面接、大事なプレゼンテーション...ここぞという時に、極度の緊張に覆われて実力が発揮できない!
心臓の鼓動は高鳴り、頭の中は混乱し...思い通りに話せない!
人間は行動する前に、かならず頭の中でその状況をイメージする。
その時に、また「緊張したらどうしよう」という問題意識が顔を出す。そしてなんとかその恐怖を押し殺し、「緊張しないように」と脳に指令を繰り返し送り、勇気を持って面接会場のドアを開ける、またはプレゼンテーションの壇上に立つ。
そして、結果は...見事に玉砕!
この繰り返しが、人前で話したり、人目にさらされるという行為が恐怖でしかなくなってしまうのだ。
あなたが「緊張しないように」と一生懸命念じると、不思議なことにあなたの脳は、「緊張する」という指令をあなたの身体に出してしまうのです。
こういう時は「緊張しないように」とこころに念ずるのではなく。
上手く話かけることや、上手く行動できるようにイメージするのです。
人間は脳のなかでイメージをして、その行動をプログラムします。
イメージできないことは、行動にうつせません。
だから、うまく話したり、行動できたりするイメージを抱くことが重要です。
もし、周りに(もしくはテレビに出ている人などでもいいです)あなたの理想の行動をとれる人がいたら、その人になりきってイメージしてみましょうか?
これはモデリングというNLPの心理テクニックです。
他人の行動をまねすることで、じつはその人の考え方もコピーすることができるのです。
専門的な話ははぶきますが、ミラーニューロンという脳細胞がこれを担います。
リラックスして、その人になりきって相手に話かけたり、行動をすることを想像するのです。
想像するだけだから、失敗しても大丈夫ですよね。
うまく想像できるようになったら、次は身体をつかった練習です。
その人になったつもりで、実際に声に出してみましょう。
じつは、この方法はわれわれが幼い時に、人間の行動を学ぶ時に行うのとまったく同じプロセスなのです。
さぁ、そして十分にコツをつかんだら、実際にトライしてみましょう。
上手く行かなければ、ふたたび修正して行動してみましょう。
1回でも成功したら、あなたは新しい能力を身につけたような感じになります。
自分を信じて、成功するまでトライするだけで、ずいぶん行動パターンが変わりますよ 。