部下を操る「魔法の言葉」その② 「問題」なのか「目標」なのか

さあ、チーム一丸となって目標を目指そう!

そんなとき、必ず一人はいるはず「できない理由」を並べて、雰囲気を壊す人

 

目の前に問題が山積みで大変だ!!

そんなときに「イラっと」するのが、「目の前の問題」をほったらかして先に進もうとする人

 

いつもネガティブなことばかり言って、ケチをつける人。

いつも問題に向き合おうとせず、無責任な人。

 

対立するビジネスマン

なんであの人は「問題」に向き合わないのか? なんであの人は「目標」が達成できないのか?

 

その人が仕事に取り込む時、どの方向を向いているのか?

仕事をやるときに注目するポイントが「目標の達成」を向いているのか、それとも「問題の解決や回避」のどちらに集中しているかによってアプローチが異なる。

「目的」に向かっていくことでモチベーションが上がる人を「目的志向型」

「問題」を解決したり回避することにモチベーションが上がる人を「問題回避型」と呼ぶ。

 

●目的志向型

目的志向型のパターンを持つ人は、目標に意識を集中する。

まず仕事に取り組むときに、「目標達成」という観点から物事を考える。

つまり、仕事のゴールに向かって仕事をすることで、モチベーションを持って進むことができる。

しかし、回避すべき事態を認識したり、問題点を識別することが苦手な場合があり、なんども同じ失敗する傾向がある。

 

●問題回避型

問題回避のパターンを持つ人は、回避すべき物事、排除すべき物事に注目する。

仕事に取り組むときに、まずはそのために障害となる物事に注目し、それを排除することにエネルギーを向ける。

問題に対処するモチベーションは高いが、目標に向かっていくことにあまり興味を持たない。

チームが一丸となって目標に向かって盛り上がっているときに、水を差すような一言を言ってしまうことがある。

本人は悪気はないが、なんかノリが悪いよね~とか、プロジェクトそのものを潰してしまうこともある。

 

【対策】

両方をバランスよく使い分けることがベストだが、どちらかに偏っている人も多い。

この場合同じ目標に向かうにしても、アプローチの仕方を変える必要がある。

A「社長賞を獲得するために、目標を達成させよう!」(目的志向型)

B「社長賞を逃さないためにも、ノルマ割れだけは避けよう!」(問題回避型)

A「ボーナスアップ目指して、このプロジェクトを前向きに検討しよう!」(目的志向型)

B「ボーナスが減額しないように、プロジェクトの問題を解決しよう!」(問題回避型)

このように同じような意味を伝える場合でも、相手のタイプに合わせて「言葉の使い方」を変えるだけで、影響力は大きく変わる。

 

「目的志向型」の人には、「ポジティブな結果」に対して「向かう」ようにアプローチする。

「問題回避型」の人には、「ネガティブな結果」に対して「避ける」ようにアプローチする。

A「締め切りを守るためにも、この計画をもっと完璧なものにしよう。」(目的志向型)

B「納期に遅れないためにも、計画に落ち度がないかチェックしよう。」(問題回避型)

 

どちらも「納期」を守るという結果を生み出すのだが、アプローチの仕方は大きく違うのだ。

まずはあなたの部下が、どちらのタイプか見極めて、効果的なアプローチを心がけよう!

-④ビジネスに使える、優れたリーダーのための人心掌握術
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